中国で燃料電池車がブームになっている背景と根本的な課題

5/22に始まった中国の全人代で、長城汽車や新華聯集団など地場企業のトップが燃料電池車(以下、FCV)産業の育成を提言するなどFCVブーム到来の兆しが見られます。 実際、2019年時点で中国ではトラックやバスなどの商用車を中心に6000台以上のFCVが導入されており、他の先進国と比較しても圧倒的にFCVの普及は進んでいます。 中国というとテスラとCATLとの連携などEVシフトの面で注目されることが […]

SVOLTがテスラに先駆けて「コバルトフリー」リチウムイオン電池を発表

テスラのバッテリーデー(「コバルトフリー」のリチウムイオン電池を発表する?)が延期されている中で、中国の電池メーカーSVOLTがそれに先駆けてコバルトフリーのリチウムイオン電池を発表しました。 参考記事:Tesla Battery Day? SVolt May Ruin The Party With Cobalt-Free Li-Ion Battery (INSIDE EVs) https://i […]

テスラがイギリスで電力事業を始めたニュースについて

先日、テスラがイギリスにて電力事業を始めるための申請をしたというニュースが報じられていました。 EVsmartBlog「 イギリスで『テスラ』が電力会社としての事業開始を準備 」https://blog.evsmart.net/ev-news/tesla-applies-license-for-electricity-provider-in-the-uk/ Cleantechnica「 Tesla […]

リチウムイオン電池の劣化・発火爆発を起こす「電析(デンドライト)」を防ぐために

スマートフォンなどのリチウムイオン電池は使い方によっては急に容量が減って持ちが悪くなるということがあります。もちろん使っているうちにバッテリーの持ちが悪くなるのは普通なのですが、それにしても急すぎると感じるほどに一気に悪化することがあります。 このような急な容量の減少が起きた時にしばしば発生しているのが、リチウムイオン電池の「電析」と呼ばれる現象です。 また、リチウムイオン電池の電析は急な劣化だけ […]

全固体電池以上のインパクトをもたらす?「単結晶」正極活物質

現在はEV用の次世代電池として「全固体電池」が注目されていますが、実はそれ以上にEV普及にインパクトをもたらす可能性がある(と著者が勝手に思っている)のが「単結晶」正極活物質です。 例えば4月24日のTESMANIANのブログでは、テスラが単結晶NCA正極の特許を出しているという情報が出ていました。それ以外にも、単結晶NCMを使用することで160万キロメートル走行に相当するサイクル寿命のリチウムイ […]

トヨタ×パナの電池新会社設立の本当の思惑

2020年4月1日に、トヨタ自動車とパナソニックが共同出資で新たな車載用電池の会社を立ち上げたと発表しました。 事業内容としては、「車載用高容量/高出力角形リチウムイオン電池の開発・製造・販売」「車載用全固体電池の開発・製造・販売」「上記以外の車載用次世代電池(新原理によるものを含む)の開発・製造・販売」「その他付帯・関連事業」となっています。 「プライムプラネット エナジー&ソリューションズ」公 […]

【速報】テスラ・チャイナ、モデル3のロングレンジ/パフォーマンスモデル生産開始

テスラ・チャイナの上海ギガファクトリーにて、モデル3のロングレンジモデル、パフォーマンスモデルが生産・出荷が始まるとの公式発表がありました。以下、TESMANIANの記事からの引用です。 Tesla China officially announced 2 more China Made Models from Gigafactory Shanghai after the standard ran […]

釘刺し試験ほどあてにならない安全性テストはない件~BYDのBrade Batteryについて

先日、BYDが「Blade Battery」という名前のリン酸鉄リチウム正極を使用した電池を発表していました。その中で、安全性のアピールとして釘刺し試験の動画が上映されていました。(↓の動画の39:12~) この手の釘刺し試験の動画は、電池メーカーが自社製品の安全性をアピールするために大々的に公開されていることが多いです。かなりビジュアル的にも分かりやすいので、このような動画を見ると凄いと感じる方 […]

いまだに鉛蓄電池の補機用カーバッテリーが主流である理由

リチウムイオン電池と言えば、EV車やハイブリッド車に欠かせない電池となっています。そんなリチウムイオン電池ですが、実はガソリン車やディーゼル車のカーバッテリー(いわゆる補機用/始動用)にはあまり使われていません。 補機用のカーバッテリーとして使われているリチウムイオン電池と言えば東芝のSCiB(ワゴンR、デイズ、MAZDA3、etcに採用)などがありますが、まだまだ採用されている車種はそれほど多く […]

リチウム生産を低コスト・短時間化するプロセス~実は大量にあるリチウム資源だけど…

リチウムイオン電池に関してよく取り沙汰されるのは、リチウムやコバルト、ニッケルなどは希少金属で資源的制約があるという問題です。 しかし実際には、コバルトやニッケルはともかくリチウムは資源量だけで言えば決して少なくはありません。むしろ問題になっているのは、リチウムの生産プロセスが高コストかつ時間がかかるため供給が滞りやすいということなのです。 そんな背景がある中、3月9日にNature Materi […]

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