電池の科学

全固体電池以上のインパクトをもたらす?「単結晶」正極活物質

現在はEV用の次世代電池として「全固体電池」が注目されていますが、実はそれ以上にEV普及にインパクトをもたらす可能性がある(と著者が勝手に思っている)のが「単結晶」正極活物質です。 例えば4月24日のTESMANIANのブログでは、テスラが単結晶NCA正極の特許を出しているという情報が出ていました。それ以外にも、単結晶NCMを使用することで160万キロメートル走行に相当するサイクル寿命のリチウムイ […]

リチウム生産を低コスト・短時間化するプロセス~実は大量にあるリチウム資源だけど…

リチウムイオン電池に関してよく取り沙汰されるのは、リチウムやコバルト、ニッケルなどは希少金属で資源的制約があるという問題です。 しかし実際には、コバルトやニッケルはともかくリチウムは資源量だけで言えば決して少なくはありません。むしろ問題になっているのは、リチウムの生産プロセスが高コストかつ時間がかかるため供給が滞りやすいということなのです。 そんな背景がある中、3月9日にNature Materi […]

【トリビア】リチウムイオン電池が普及した本当の理由

2019年のノーベル化学賞はリチウムイオン電池の開発に大きく貢献した3名の科学者に授与されました。その3名の中に旭化成の吉野彰さんも入っていたことでリチウムイオン電池は大きく脚光を浴びることとなりました。 現在(2020年3月)でもニュースでリチウムイオン電池に関して度々取り上げられており、「軽量でコンパクト」「起電力が高い」などの様々なメリットが伝えられています。その甲斐もあり、リチウムイオン電 […]

【保存版】知っておきたいリチウムイオン電池の正極材の特徴とトレンド

昨年の吉野彰さんのノーベル化学賞受賞によってリチウムイオン電池が一躍有名になりました。そのおかげで、リチウムイオン電池が使われている電気自動車やエネルギー貯蔵システムなどにも注目が集まっています。 その中でやはり中心となるのはリチウムイオン電池ですが、同じリチウムイオン電池でも使われる材料によって異なる特徴を持っています。 例えば、今のエネルギー貯蔵システムに使用されている電池の正極材は安全性と耐 […]